令和5年7月8日と9日に、私が所属する居合道道場「北陸連盟 修童館」の強化稽古に参加しました。
今回は、自分が稽古するのではなく、小中学生の居合を「見取り」し、指導陣の立場から考えることが多かったです。いつもは自分が稽古する側なので、新しい経験でした。
感想としては、人に技術を教え、高めていくこと(=指導すること)は、相当に難しいということです。
技術があって、知識もある。けれども、それを分かりやすく人に伝え、正しく導くことが難しい。
指導といえども、人とのコミュニケーションです。どうすればわかってもらえるか、相手の立場に立って伝え方を考える大切さを実感しました。
「どうやったら、自分がうまくなるか」ではなく、「どうやったら、相手がうまくなるか」を考えることです。
私は、居合道が好きですし、居合をやっている自分自身も好きです。だから、「どうやったら、自分がうまくなるか」ばかりだったのかもしれません。
今回の強化稽古で、少し視野が広くなった気がします。
長年、指導されてきている指導陣(師範)の先生方は本当に凄いと思います。

当事務所では、ご相談者様とのコミュニケーションを大切にし、どなたにもわかりやすく、解決策をご提案させていただきます。
ご相談者様のお話を聴き、「自分だったらどうするか?」を常に考えるようにしています。とはいえ、「押しつけ」はしないように心がけております。提案はしますが、最終的なご判断は、ご相談者様に委ねるようにしています。
相手が何を求めているかを探ること、何に困っていて、どうしたいのかを考えることが、私なりの「指導」の第一歩かもしれません。